問題です。
磁石とは何でしょうか?
はい、答えは
「2つの極(磁極)を持ち、双極性の磁場を発生させる源となる物体のこと」
です。
ようするにN極とS極を併せ持っているのが磁石ってことなんですが、実はこの説明が覆される
かもしれないということが、ITmediaより報じられています。
詳細は以下から..............
N極かS極のどちらかだけの磁石「モノポール」を地球上で作れる ──首都大学東京の研究者ら示す - ITmedia ニュース http://bit.ly/xOJi4F |
N極かS極のどちらかだけの磁石のことは「モノボール」と呼ばれるそうです。
これが開発されると、実はいろんなことができるようになるんです!
例えば新しいメモリの開発や、新しい情報伝達通路の開発などに役に立ちます。
また、貴重な金属である「レアアース」の代わりにもなってくれるそうですよ!
いろいろ未来がありそうなこの技術ですが、実はいまに盛り上がった話ではないんです。
いままでは、モノボールは宇宙が生まれるときのビッグバンと同様のエネルギーを持ってすれば
生成することが可能であるとされてきました。
だからこの宇宙のどこかにあるかも知れない!ということで、日本で開発された「スーパーカミオカンデ」
という、何やら変わった名前のマシンなどにより探索が続けられてきました。
スーパーカミオカンデに関する論文はこちら
じゃあなんで今になって改めてモノボールの話が話題になったのかというと、首都大学東京の
研究員の方々が、「実はモノボールはビッグバンの力がなくても、地球上で作れる」という理論を
まとめて、論文として発表するからなんです。
具体的なやり方については、僕はちょっとよくわからないので、引用させていただきます
論文では、物質中では対称性の法則が真空や空気中と異なることに着目。白金のもつ強い量子力学・相対性理論に基づく効果により、普通の磁石を構成しているスピンの運動を電子の運動に変換するという。磁石の向きを変化させると電子の運動が起き、この過程でモノポールが生成されることを理論的に明らかにしているという。
これまではモノポール生成には宇宙初期のような超高エネルギー状態が必要とされてきたが、地球上で比較的簡単に作成できる可能性があるということになる。 ーITmedia
とのこと。
やっぱりまだまだ実現の段階には至っていないようですが、本当にできるとしたら面白そうですよね!
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